近代日本の歩んだ道

「大国主義」から「小国主義」へ

田中 彰(北海道大学名誉教授)著

ジャンル [日本史・日本論]
2005年6月30日/重版2005年7月30日
A5変形判(122mm×210mm)・264頁
定価:本体1,800円+税
ISBN 4-903174-00-X C0021

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透徹した歴史観から、近現代史を捉え直す。
私たちは何処へ向かうのか。

田中 彰(たなか・あきら)

1928年、山口県生まれ。東京教育大学文学部大学院日本史学専攻博士課程修了。北海道大学文学部助教授、同教授、札幌学院大学教授を経て、現在、北海道大学文学部名誉教授。日本近代史を専攻。終戦の8月15日を陸軍士官学校(60期生)で迎え、この敗戦体験が近代天皇制の起点としての明治維新史研究の伏線となる。
著書『明治維新政治史研究』(青木書店)、『未完の明治維新』(三省堂選書)、『特命全権大使 米欧回覧実記』(校注、岩波文庫)、『明治維新の敗者と勝者』(NHKブックス)、『明治維新観の研究』(北海道大学図書刊行会)、『明治維新と天皇制』(吉川弘文館)、『岩倉使節団『米欧回覧実記』』(岩波現代文庫)、『幕末維新史の研究』(吉川弘文館)、『小国主義』(岩波新書)、『北海道と明治維新』(北海道大学図書刊行会)、『吉田松陰』(中公新書)、『岩倉使節団の歴史的研究』(岩波書店)など
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